窯屋のおやつ にざまつの草もち

草もち
草もち

 にざまつは、ここ常滑で代々窯元として常滑焼の製造を生業としてきました。かつて常滑焼が全盛の頃、窯屋の男達は汗だくになり、窯での作業をしたものです。にざまつの草もちはそんな作業の合間に食するようにと作られました。現在では、当時の様に大きな窯で大きな物は制作していませんが、手作りの心のこもった陶器の製作をしています。また、草もちもおかげさまでたくさんの方に愛されて今日まで作り続けています。

 当店では、知多半島に自生するよもぎを手摘みし、米粉は地元の農家から仕入れたお米を自家製粉しています。また、北海道産の小豆を当店で煮込み、優しい甘みのつぶしあんに仕上げ、毎朝、石の臼と木のきねでつきあげたよもぎもちに合わせております。合成保存料・添加物は一切使用していません。自然のままのよもぎの香りと、素朴な味をお楽しみください。

常滑のおやつ ほとくれ餅

ほとくれ餅
ほとくれ餅

 ほとくれ餅は、昔まだそれほどおやつがない頃、保存食としてくず米で作られました。

 小さく切ったほとくれ餅を、筵の上で干し、ふところ(ほとくれ)の中に入れ、人肌で少しやわらかくさせて食べたり、火鉢の火で焼いて食べたりしたものです。

 現在では上質のうるち米を材料としていますが、素朴な味わいや形は、余すところなく昔のままを伝えています。